第26回日本運動生理学会大会

The 26th Annual Meeting of Japan Society of Exercise and Sports Physiology

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大会長 梅林 薫 大阪体育大学

この度、第26回日本運動生理学会大会を7月28日(土)、29日(日)に大阪体育大学(大阪府泉南郡熊取町)にて開催するにあたり、ご挨拶申し上げます。

本学での開催は、2000年の第8回大会以来のことになり、その当時、日本バイオメカニクス学会との共催として行われ、多くの参加者のもと、私も実行委員を務めさせていただき、大変盛況であったことが、懐かしく思い出されます。今回の会場の所在地であります熊取町は、大阪府泉南地域に位置し、町としては、大阪府下で最も人口の多いのが特徴であります。また、近くには関西国際空港(24時間体制の海上空港)があり、最近では、海外からの観光客も多く、西日本の国際拠点玄関口として大変賑わっております。また、この泉州地域はタオル産業で有名なところでもあります。この地域で本学会大会が開催できますこと、大変光栄に存じ上げており、是非、皆様方のご協力により実りのある学会大会にしたく思っております。

本大会のテーマは、「エビデンスに基づく運動生理学的実践」とさせていただきました。これまで、この学会が長年に渡って行われてきました運動・スポーツの生理学に関する専門的・学術的研究の成果を中心に、エビデンスをベースとして、今後、健康増進・体力増強、競技力向上など、運動・スポーツのいろいろな分野に貢献していくことを念頭に置いています。エビデンス(evidence)とは、しばしば「実証」、「(科学的)根拠」と訳されています。すなわち、実践による有効性があることが検証されていることと考えています。その意味でも、これからの日本社会にとって、この学会の果たす役割は、大変大きいものと思っております。超高齢社会へ向けての健康づくりおよび2020年オリンピック・パラリンピックに向けての運動生理学の貢献を発信できればと願っています。

今回は、このテーマに則した内容で、特別講演1題、教育講演2題、シンポジウム4題を企画しました。どの講演者・シンポジストもエビデンスに基づいての実践的研究の実績を挙げておられる方々であり、当日は、会員の皆様の研究発表とともに積極的な討論がなされ、実りのある学会大会となるよう期待しております。

最後に、皆様方には7月末の大変暑い時期でもあり、大変お忙しい頃とは存じますが、多くの会員の皆様に大阪の地に足を運んでいただき、大会を盛り上げていただければとお願いする次第であります。

本学会大会の運営にあたっては、大阪体育大学をはじめ、多くの関係団体、賛助団体のご協力、ご支援をいただき、厚く御礼申し上げます。

開催会場

大阪体育大学

〒590-0459
大阪府泉南郡熊取町朝代台1-1

事務局

第26回日本運動生理学会大会事務局

〒590-0496
大阪府泉南郡熊取町朝代台1-1
大阪体育大学 足立研究室
TEL:072-479-3902
E-mail:jesp26.users@ouhs.ac.jp

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